越谷市

WBCを少年野球が応援 越谷 PV「トークイベント」

パブリックビューイングで日本を応援する「宮本ジャイアンツ」の選手たち
パブリックビューイングで日本を応援する「宮本ジャイアンツ」の選手たち


 越谷市教育委員会は11日、同市レイクタウンのイオンレイクタウンkaze1階「光の広場」でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のパブリックビューイングとトークイベントを開き、市内外から野球ファンら約200人が集まった。
 同市出身の日本代表、宇田川優希投手(24)を応援しようと企画。宇田川投手が小学生時代に所属した地元の少年野球チーム「宮本ジャイアンツ」の選手16人が招待され、市教委からプレゼントされた「侍ジャパン」のレプリカユニホームを着用して声援を送った。
 試合開始前の「トークイベント」では、越谷リトルシニア出身の元プロ野球選手、石井義人さん(44)と市内在住のプロ野球審判員、笠原昌春さん(58)、お笑い芸人のレイザーラモンさんがゲストとして登場、野球談議で会場を笑わせていた。
 福田晃市長は「(宇田川投手は)ストレートも速いし、フォークボールがすばらしい、魅力ある投手。世界の強敵に立ち向かっていく姿は日本中を元気にしてくれる。越谷から声援を送ります」とあいさつした。
 この日、日本はチェコと対戦。四回表、二死一塁で、先発の佐々木朗希投手が65球の投球制限のため降板。代わって宇田川投手が登場すると、会場は一気に盛り上がった。1球投じるごとに拍手がわき、3球三振を奪うと割れるような拍手に包まれた。試合は侍ジャパンが10ー2で大勝。3連勝した。
 「宮本ジャイアンツ」主将の内田圭翔(けいと)君(11)(越谷市立宮本小5年)は「宇田川投手はストレートのスピードもあるし、フォークボールの落差もあり、将来メジャーリーグで活躍できると思う。日本代表として頑張ってほしい」と声援を送っていた。