三郷市

三郷市立前間小で「ふれあい天文学」

 三郷市立前間小学校(大塚正樹校長)はこのほど、国立天文台(東京都三鷹市)の職員を招いて、3年生以上を対象にした「ふれあい天文学」の授業を行った。
 国立天文台が、子どもたちに「天体や星空に関心を持ってもらいたい」と2010年度から、小学4年生以上の児童から中学生までを対象に行っている授業。
20年度からは海外でも授業を行っている。
 同日は3・4年生、5・6年生の2回に分けて、講師の同天文台の理学博士、大石雅寿さん(63)が、「水素はビッグバンで出来るが、それ以外の物質は星でできる。みんな星の子」と話し、光の速さや太陽系、星座や太陽系の星々についてスライドや映像を使って説明した。
 6年の高橋賢史君(12)は「木星や土星が地面のないガスの惑星だということに驚いた」と話した。大石さんは「研究の現場と触れ合うことで、好きなことを突き詰め、勉強する気持ちを持つきっかけにしてほしい」と話した。