三郷市

三郷市/彦成中・中学生が働く大人に学ぶ

 三郷市立彦成中学校(根本武彦校長)でこのほど、2年生55人を対象にした講演会「働く大人に学ぶ会」が行われた。
 コロナ禍で「職場体験」が実施できないため開かれた。子どもたちの将来や進路への関心・意欲を高めるキャリア教育が目的。
 この日は八潮市中央のカレー店「きーCURRY」オーナー兼店長の齊藤公幸さん(43)とスタッフの高橋めぐみさん(51)が講師を務めた。

講演する「きーCURRY」の齊藤さん(左)と高橋さん

 2人は担当教諭を交え、「いらっしゃいませ、何人になりますか」「頼む物が決まったら呼んでね」など誤った言葉遣いを寸劇で披露し、その後「いらっしゃいませ、何名様になりますか」「ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」など正しい言い方を伝えた。
 また、提供していない注文があった場合、配膳したばかりのカレーを子どもが豪快にこぼしてしまった場合など、状況ごとの対応を生徒らに考えてもらい、発表させた。

 山中望乃桃さん(14)は「将来は美容師になりたい。臨機応変の対応や接客マナーの大切さを学ぶことができた。今日学んだことを働く時に生かしたい」と感想を述べた。
 齊藤さんは「進路で迷うことは多い。自分の夢を持ち、そこに向かって自分の意識を変えていくことが大切」とし「やりたいことをやり続けることが才能」と話した。
 根本校長は「職場体験に少しでも近い授業ができればと思った。コロナ禍が明ければ、以前のように職場で体験し学んでもらいたい」と話していた。