草加市

草加/自販機で子育てを応援 市が赤ちゃんのおむつ

民間施設と協力し草加マルイに設置

 草加市は1月22日、東武スカイツリーライン草加駅東口前の草加マルイに「子育て支援自動販売機」を設置した。飲み物と合わせて赤ちゃん用のおむつが買える。子育て支援自販機の設置は全国で進められているが、県南東部での設置は初めて。特に公共施設ではなく、民間施設に設置された事例は全国でも珍しいという。

草加マルイ1階に設置された子育て支援自販機

 同自販機が設置された場所は、1階の正面入り口すぐ右側と、5階のトイレにつながる廊下部分に各1台。おむつ(M、Lサイズ各2枚+ビニール袋1枚入り、210円)やおしりふき(トイレに流せるタイプ20枚入り、170円)が購入できる。取り出し口は飲み物と別になっており、衛生面にも配慮されている。

 1階の同自販機は市のマスコットキャラクター、パリポリくんや「こどもまんなかそうか」のロゴマークなどがデザインされたオリジナルのラッピングとなっている。

 利用可能時間は草加マルイの営業時間に準じており、1階はエレベーター稼働時間の午前8時~午後10時、5階は草加マルイ営業時間の午前10時30分~午後8時。
 同市子育て支援課では「コロナが明けて外出する機会が増えている。草加で楽しく過ごす一助になれば」とし、「今後も公共施設はもちろん、民間施設とも協力し、設置台数を増やしていきたい」と話している。