草加市

草加/スポーツ賞3賞を表彰

フェンシング 大高さんは栄光賞に

草加市のスポーツ賞に表彰された選手ら
草加市のスポーツ賞に表彰された選手ら

 「令和5年度スポーツ賞表彰式」が2日、草加市文化会館ホールで、公益財団法人草加市スポーツ協会主催で行われた。
 表彰されたのは、功労賞、栄光賞、優秀選手賞の3賞。功労賞には、同市柔道連盟の梁健二さん(76)、同市青少年相撲振興会の金野和昭さん(77)、同市バドミントン協会の遠藤清美さん(82)の3人が選ばれた。栄光賞は、個人12人、5団体12人。優秀選手賞には、個人67人、19団体65人が選ばれた。
 同市スポーツ協会の前副会長の梁さんは「昭和59年(1984年)に柔道場を開館してから、子どもたちの育成など好きなことに情熱を傾けてきただけ。賞をいただき感謝します」と受賞者を代表して謝辞を述べた。また、金野さんは「賞を頂けたのは皆さんのご支援のおかげ。今後も相撲活動充実に貢献していければ」と話していた。
 昨年に続いて栄光賞を手にしたパラサーフィンの西山健悟さん(48)は、「昨年は世界でいい成績を取って受賞した。今回は悔いが残る受賞。今年も頑張ってパラサーフィンを有名にしていきたい」と話した。昨年の優秀選手賞に続き、今年は栄光賞を手にしたフェンシングの大高姫菜さん(16)は、「今年は世界に向けて頑張ってきた。それが認められてうれしい。4月の世界選手権ではメダルを目指す」と目標を掲げていた。
 授賞式の後、スポーツ協会の公益財団法人化10周年を記念して、バドミントン元日本代表の小椋久美子さんのスポーツ講演会が行われた。小椋さんは「スポーツから学んだこと」と題して、失敗を成功に導く心の持ち方について話した。「勝って得られる自信と練習で得られる自信は違う。自分が積み上げてきたものを信じてあげてください」と語り、約400人の観衆は熱心に耳を傾けていた。スポーツ功労賞とスポーツ栄光賞の受賞者は次の通り(敬称略)。
【スポーツ功労賞】梁健二(草加市柔道連盟)、金野和昭(同市青少年相撲振興会)、遠藤清美(同市バドミントン協会)
【スポーツ栄光賞 個人】大高姫菜=フェンシング、岡部颯冬=パワーリフティング、西山健悟=サーフィン、三上聖子、赤荻隆之介、髙橋和真、尾形蘭=以上、水泳、櫻本絢子、宮浦玲奈=以上、バドミントン、森進之介=体操競技、山﨑あさひ=テニス、名島玖龍=モータースポーツ
【スポーツ栄光賞 団体】栄中学校(古俣音哉、田村隆人、森進之介、北原譲)=体操競技、WINGFLAP・WINGFLAP(布施樹奈、長田唯杏、芝田周和、栃久保ゆうな、小島心)、WINNERS・GARNET(伊賀愛莉)、WINNERS・AQUA☆(坂井華菜)、Lapis☆DIO(坂井莉央)=以上、チアダンス