草加市

草加市・林家八楽さん、前座最後の「紙切り」

 草加市出身で落語協会に所属する前座、林家八楽(本名・山崎義宗)さん(24)が10月22日、「漸草庵 百代の過客」で前座最後の「紙切りと落語の勉強会」を開いた。
 八楽さんは2017年、父である〝紙切り〟の林家二楽(本名・山崎義金)さんに入門。落語や紙切りの研さんを積んで来た。今回の勉強会は昨年から続く全8回の最後を飾るもので、いわば前座の総仕上げ。今月1日に前座から〝紙切り〟に昇進し、本格的に活動を開始している。

 この日は落語「やかんなめ」や来場者のリクエストに応える紙切り、質問などに答える「八楽の目安箱」、紙切り作品を音楽に乗せて次々に見せる「紙切り物語(ストーリー)」などが披露された。
 また、「二ツ目」で先輩の柳家小ふね(本名・芳賀伸弘)さん(29)も特別ゲストとして参加し、落語「鈴ヶ森」を披露した。
 八楽さんはウルトラセブンの主人公、モロボシ・ダン役の森次晃嗣さんとのエピソードなど、これまでの前座経験なども語り、会場を笑いに包んでいた。

紙切りで物語を紡ぐ「紙切り物語(ストーリー)」

 会場には子連れの親子などの姿もあり、八楽さんは「だんだん知られ、今では子どもを連れて来られる場所になった」と喜び、「子どもたちに紙切りや落語を知ってもらうきっかけになれば」と話した。さらに「紙切りとして笑いを込めた恩返しができるよう精進していく」と意欲を見せていた。