吉川市

吉川市/課題見つけ解決策を発表 小中学生プレゼンテーション大会

説得力競い探究心育む・・・市長賞に菱沼君

「吉川市児童生徒プレゼンテーション大会」でプレゼン力を競う参加者
「吉川市児童生徒プレゼンテーション大会」でプレゼン力を競う参加者


 吉川市の小中学生が自ら考え調べたテーマについてデジタル端末を使って発表を行う「第3回吉川市児童生徒プレゼンテーション大会」がこのほど、吉川市民交流センターおあしす多目的ホールで開かれ、市内在住の小学5年生~中学3年生計25人がプレゼン力を競った。
 今回のテーマは「ICT(情報通信技術)・デジタル社会への私の思い」。発表内容に応じて「活用を拡ひろげる」「課題を見つめる」「社会と関わる」の3つのカテゴリーに分かれ、1人5分間、スライド6枚までという条件で、自分の決めたテーマについてできるだけわかりやすく、説得力のあるプレゼンを目指して、練習の成果を披露した。
 審査の結果、市長賞には「理想の学習法」についてプレゼンした栄小学校5年、菱沼愉云(ゆい)君が選ばれた。菱沼君は、楽しさとやる気を合わせた最高の学習法として、「アドベンチャー学習法(アド学)」を提案。学習端末に配信されたテストをお店や企業などに出かけて解き、平均点をクリアすると賞金をゲットできる。「子どもは達成感からもっと宿題をやりたくなり、お店などは市から補助金をもらって損はなく、市は地域活性化になる。市長さん、やってみたらどうですか」と臆することなく呼びかけ、会場から大きな拍手を浴びていた。
 また、教育長賞は「吉川市の学びを変えたい」の中曽根小学校5年、菅野善太君が受賞。審査員特別賞は、「ペーパーレス化って言うけど結局どうなの?」をプレゼンした東中学校1年、上原会晴君と、「推し活に学ぶ情報の分別」を発表した細田学園中学校2年、中村水咲(みさきさ)んの2人が受賞した。
 全国の児童・生徒に1人1台のデジタル端末と高速ネットワークを整備するという国の「GIGAスクール構想」を受けて、同市でも市内全小中学生に学習用端末が配備されている。大会は、端末を活用し、わかりやすく効果的なプレゼンテーションを作成することで、探究的に学ぶ能力、情報活用能力、自己肯定感などの非認知能力を高めることを目的に開かれている。
 児童生徒たちは7月から9月まで計9回、講座を受講し、準備を進めてきた。