吉川市

吉川/武蔵野銀行行員と吉川の女性に感謝状

吉川署

感謝状を受けた岩瀬次長と町田主任
感謝状を受けた岩瀬次長と町田主任

 吉川警察署(江田浩之署長)は特殊詐欺被害未然防止に功労があったとして、1日に吉川市在住の雉野(きじの)香帆さん(23)に、2日に武蔵野銀行三郷支店の岩瀬史典次長(42)、窓口課田中佐知子課長(51)、同課町田洋子主任(43)の3人に、それぞれ感謝状を贈呈した。
 雉野さんは昨年12月19日夕、吉川駅近くのATMコーナーで、携帯電話で通話しながらATM操作している吉川市在住の80代女性に声をかけ、振り込み操作をやめさせ、警察に連絡した。女性は、ゲームの登録料が未払いだという連絡を受けて振り込もうとしていた。雉野さんは「このまま声をかけないと後悔が残ると思った」と話していた。
 一方、武蔵野銀行の岩瀬次長は同月18日夕、ATM備え付けの電話で「操作がうまくいかない」という連絡を受けて対応。三郷市在住の70代女性が携帯電話で通話しながらATMを操作していて、「息子が仕事でミスしたのでお金を振り込まなければいけない」と話していたため詐欺と判断。一度、携帯電話を切らせて息子に電話させ、詐欺を未然に防いだ。
 また、田中課長と町田主任は同月25日午後、来店客から「電話をしながらATMを操作している人がいる」と連絡を受けて対応。三郷市在住の70代女性が「今日振り込まなければいけない」と不審な様子だったため、特殊詐欺を疑い、吉川署に連絡して被害を防いだ。
 「特殊詐欺に合うと、本人も落ち込むが、さらに家族に責められ、みんなが悲しくなる。それを未然に防いでいただき感謝しかない」と江田署長は話した。生活安全課の高野諭課長は「知らない人に声をかけて詐欺を防いだ雉野さんや、来店者に気丈な行動を取った金融関係者には頭が下がる」と感謝を述べていた。