吉川市立美南小学校でこのほど、オンラインによる｢クリスマスケーキ作り体験教室｣が開かれ、児童ら約80人がケーキ作りに挑戦した。
PTAなどの｢子どもの体験活動実行委員会｣(福田稔行委員長)が、昨年に続いてオンライン配信で実施したもので、市内の菓子職人、鶴岡善次郎さん(74)が講師を務めた。
児童らは事前にケーキ用スポンジや生クリームなどの材料を受け取り、体験教室が始まると、画面を見ながらケーキを作った。
鶴岡さんは｢材料を受け取りに来る時から、子どもたちは笑顔だった。この笑顔を見るだけでも、続けている価値がある｣と喜び、｢どんなケーキが出来上がるかこちらも楽しみにしていた。子どもたちは今日の思い出を心に残しておいてほしい｣と話していた。