越谷市

林選手がバスケ指導 越谷南高 シュートなど学ぶ 

女子バスケットボール部員に指導する林選手(右)
女子バスケットボール部員に指導する林選手(右)


 越谷市レイクタウンの県立越谷南高校(井上一也校長)で4月19日、バスケットボール女子・Wリーグ「ENEOSサンフラワーズ」所属の林咲希選手(28)を招き、同校女子バスケ部選手20人を対象に、バスケ教室「シューティングクリニック」を開いた。林選手は先の東京五輪でも日本代表としても大活躍した選手。
 同校体育館で開かれたクリニックには、同校のほか、県立久喜高校と私立獨協埼玉高校の女子バスケ部員計10人も参加した。「ENEOS」は4月17日、4季ぶりにリーグ優勝を決めたばかり。林選手が登場すると、生徒たちから「優勝おめでとうございます」と熱い歓迎を受けた。
 クリニックは「ハンドリングドリル」と呼ばれるドリブル練習からスタート。床に座ったまま上半身だけでドリブル。さらに、2つのボールを同時にドリブルする練習も行った。
 「シューティングドリル」では、3人の選手がパスをしながらシュート。林選手が「リバウンドの処理を早くして、すぐ次の攻撃に備えて。パスする時は大きな声を出して相手が受けやすいパスを出すこと」と指導。生徒たちはすぐに対応し、大きな声でパスを出し、シュートを決めていた。
 「3ポイントシュート」の練習では、「ボールは友だちだと思って大切に扱い、常に同じところでボールを放して、ゴールの正面に向けてシュートして」と指導。一人一人に声をかけ、丁寧に指導していた。
 最後に林選手は「私もシュートが入らない時期があった。自分を責めるのでなく、認めてあげることで壁を乗り越えられると気づいた。皆さんも大きな壁にぶつかる時があると思うけど、乗り越えてほしい」とエールを送っていた。
 指導を受けた越谷南高3年の太田安佳音(あかね)さん(17)は「打点と呼ばれるボールを放すポイントが常に一定になるようにと指導を受けた。フォームを決めるとシュートも決まるようになった」と笑顔。同じく3年の鈴木詩織さん(17)も「正確なドリブルの仕方などわかりやすく、参考になった。シュートも足の位置など改めて勉強になった」と充実した様子だった。
 林選手を招いたバスケ部顧問の戸上稜介教諭(27)は「トップ選手に指導していただき、普段の練習の大切さを生徒に理解してもらえた。充実したクリニックになった」と話していた。