越谷市

親子ら160人、絵柄に沿って田植え こしがや田んぼアートに「家康」

色の異なる稲で絵を描く「こしがや田んぼアート」の田植え
色の異なる稲で絵を描く「こしがや田んぼアート」の田植え

 田んぼを巨大なキャンバスに見立て、色の異なる稲で絵を描く「こしがや田んぼアート」の田植えが10日、同市増林の東埼玉資源環境組合第一工場近くの水田で行われ、応募した親子連れら約160人が参加した。
 JA越谷市、越谷商工会議所、越谷市観光協会などで構成する実行委員会が2010年から実施。市内の農業後継者で作る「越谷市グリーンクラブ」(金子昌義会長)の会員約15人が植え方を指導した。
 今年は、NHK大河ドラマ「どうする家康」で注目を浴び、越谷とも縁の深い「徳川家康」がテーマ。「おじゃる丸」の作画や越谷いちごPRキャラクター「ストロングベリーちゃん」などで知られる市内在住の漫画家、てしばまさみさんがデザインを描き下ろした。
 参加者は5枚の水田に分かれ、下絵に沿って張られたテープを目印に、田んぼアート発祥の地、青森県・田舎館村から取り寄せた7種類の古代米の種から育てた苗を植えていった。
 市内から初めて参加した黒木実織さん(9)は弟の智成君(7)、母の由実さん(45)とともに本格的な胴長姿で挑戦。最初は足が泥に埋まって動きにくそうだったがすぐに慣れ、「植えるのが面白い」とうれしそう。父の会社員、保光さん(52)は「自然体験、食育にもなり、参加してよかった」と話していた。
 植えた稲は7月下旬から8月上旬には色づき、同工場の展望台からながめることができる。