越谷市

越谷/子ども食堂などに備蓄米 獨協医大病院が贈呈

明治安田生命呼びかけで

災害備蓄米の贈呈式が行われた
災害備蓄米の贈呈式が行われた

 獨協医科大学埼玉医療センター(奥田泰久院長、越谷市南越谷2)は1月22日、明治安田生命保険の呼びかけで、NPO法人地域こども包括支援センター(野口峻平理事長)に災害備蓄米2900食を贈呈した。
 贈られたのは、同医療センターで備蓄していたアルファ米「携帯おにぎり」。同医療センターは、県から災害時に重症患者を受け入れる「災害拠点病院」に指定されており、常時3日間分の食料を備蓄しなければならない。パン、チキンライス、わかめご飯、粉ミルクなどが備蓄されているが、非常食セットは5年の賞味期限がほとんどだ。
 同生命は昨年6月から、食べ物が廃棄されるフードロスの削減や、子どもの貧困問題解決のため、フードドライブ活動を展開。企業や団体に協力を求めた結果、昨年12月時点で2515企業・団体に回収ボックスを設置し、約12万個の食品を届けている。今回、同医療センターに声をかけたところ、話がまとまった。
 同医療センターで行われた贈呈式で奥田院長は「今回初めてフードドライブを知った。私たちが加わらせていただいて感謝している」と強調。同医療センター庶務課の篠村祐貴主任は「賞味期限が切れそうな備蓄食料をどうするか検討していたところだった。役立てるものがあって良かった。今後も参加していきたい」と話していた。
 今回の備蓄米は同生命の社員が同NPOに届け、同NPOから越谷、草加、春日部、三郷、八潮、吉川、松伏、杉戸、宮代の6市3町の子ども食堂やフードパントリーに贈られる予定だ。
 野口理事長は「子ども食堂を4か所運営しているが、明治安田生命さんから話をいただき、感謝している」と述べ、6市3町にしっかり伝えていくことを約束した。同生命埼玉東支社の常峰光雄支社長は「これからもやりましょうと言ってもらえてありがたい」と話していた。
 贈呈式には同医療センター常任委員メンバーや県福祉部少子政策課の担当者らも出席した。