越谷市

越谷・香取神社に雛人形500体

越谷香取神社の社務所に展示された雛人形
越谷香取神社の社務所に展示された雛人形


 越谷市大沢の越谷香取神社(小林充禰宜(ねぎ))では、江戸時代から平成までのさまざまな雛(ひな)人形500体が社務所に展示され、連日多くの見学者が訪れている。
 最も古いのは、約300年前の江戸中期、享保年間に作られた「享保雛」。能面風の顔立ちで、女雛の袴(はかま)や裾に綿を入れて丸く膨らませてあり、男雛は足を前で合わせているのが特徴。
 明和(1764~72年)の頃はやったとされる「古今雛」は江戸生まれの人形。瞳にガラスや水晶をはめ込むのもこの雛以降のことで、現在の雛人形はほぼこの系統に属しているという。
 珍しい「越谷箱雛」も展示されている。江戸時代に「贅沢(ぜいたく)禁止令」が出た時に越谷で考案された雛飾り。幅10㌢、高さ15㌢ほどの小さな木の箱に入った雛人形。今の時代に合った飾りで、小さくてかわいいのが特徴だ。展示時間は午前10時から午後4時まで。
 <問い合わせ>越谷香取神社☎975・7824。