草加市

草加市/ゴールできるかな 親子でハイハイ競走

 「ハロウィンハイハイレース」が10月6日、東武スカイツリーライン草加駅前の「草加マルイ」(押田淳店長)6階パブリックスペースで行われ、70組約150人が参加した。

赤ちゃんをゴールさせようと気を引く保護者たち

 草加市の「子育て応援隊」に登録している多世代拠点「陽だまりの家」(服部満生子代表)の子育て部門が実施。0歳から6歳までの乳幼児が、約4メートルのコースで「ハイハイ」「あんよ」「ねんね」の3種目に挑戦した。

 「ハイハイ」は保護者のいるゴールにハイハイで前進。「あんよ」はつるされたお菓子を取ってゴール。「ねんね」は子どもを乗せたタオルを保護者が引いてゴールを目指した。保護者たちは、おもちゃやスマートフォンの映像を見せて子どもたちの興味を引き、ゴールさせようと必死。ほかの子にも「がんばって」と声援を送っていた。

 会場には「ハロウィーンと言えば」の問いに「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と答えるとお菓子をもらえるブースや、ハロウィーンの小物を持たせて撮影ができるフォトスペースなどが設置され、盛り上がっていた。
 司会を務めた「陽だまりの家」の眞原静さんは「たくさんの人の笑顔が見られてよかった」と喜んでいた。押田店長は「地域の子育てを盛り上げたい」と話していた。

 このイベントは同市の子育て応援隊に登録している団体や個人が日頃の活動をPRするのが目的。これまでは子育て支援センターで毎月原則第2金曜日に実施していたが、市と丸井の地域活性化包括連携協定に基づき、今年8月から同店でも実施されることになった。