草加市

草加市/「草加を舞台に映画」 宣伝活動費 支援募る

 草加市を舞台とした映画「春夏秋冬」を全国に届けたい——とし、自ら監督、主演、主題歌作詞・ボーカルなどを務めた、
 真渕りかさん(54)が、同映画のプロモーションのため、12月22日午後11時59分まで、クラウドファンディングサービス「MOTIONGALLERY(モーション・ギャラリー)」で支援を募っている。目標金額は50万円。
 クラウドファンディングとは、ネットを通じ、活動を応援したいと思う人々から資金を募る仕組みのこと。12月7日現在、寄付金はまだ1万円しか集まっていない。

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 同映画はアラフィフOLとアラフォーミュージシャンの音楽を交えたラブストーリー。もともと、真渕さんの仲間たちで結成されたバンドのオリジナル曲「春夏秋冬」を気に入った〝本職〟の監督が映画化を企画したもの。しかし、撮影開始1週間前に、病気で急きょ降板したため、真渕さんが主演のほかに、監督、製作まで引き受けた。

 キャストや製作陣のほとんどが真渕さんの友人。商議所の後援もあり、多くの団体や企業が協力した。しかし、撮影は無事に終了し、完成披露上映会を行ったものの、限られた予算の中の制作であったため、プロモーションに割く予算が確保出来ていないため、クラウドファンディングサービスで資金の提供の呼びかけを決めた。

 真渕さんは「自分の愛する草加市を舞台にした映画が撮れて幸せだが、多くの人に見てもらってこその映画」とし、「草加市の良さを一人でも多くの人に伝えたい」と話している。

 なお、今後の上映会の予定は1月27日に草加市旭町の「広島お好み焼き 空島」で午後2時30分~、2月に東京都内(調整中)、3月2日に春日部市大衾の「庄和市民センター正風館」午後2時30分~、4月2日に草加市文化会館で午後2時30分~を予定している。

 詳細は「春夏秋冬事務局」☎090・2521・9502まで。