草加市

草加市・「草加さわやかさん」決まる

 草加市観光協会(佐々木勲会長)は15日、市の魅力をPRする「第17代草加さわやかさん」3人の委嘱式を同市役所で行った。
同市在住、在勤、在学の女性を対象に、「18歳以上39歳以下の部」「40歳以上の部」の2部門に分け、8月1日から9月20 日まで公募を実施。応募した20人に対する審査の結果、佐藤美咲さん(21)(跡見学園女子大学文学部3年)、渡邊遥菜さん(18)(慶應義塾大学法学部1年)、栗田真帆さん(44)(聖徳大学講師)の3人に決定した。

草加さわやかさんに選ばれた佐藤さん、渡邊さん、栗田さん(左から)

 委嘱式で佐々木会長(78)は、「コロナ禍が続くが、草加市を全国に宣伝するために尽力してほしい」と3人に委嘱状を手渡した。また、先代さわやかさんの三山朋子さん(43)から、たすきの引き継ぎが行われた。
 3人は「コロナ禍の大学生活で思ったように活動できなかったので挑戦した。草加市のアイコン(象徴)になれるようにがんばりたい」(佐藤さん)、「一度海外に住み、戻って来てから草加の良さを再発見した。その良さを多くの人に広めたい」(渡邊さん)、「新しい生活様式の中で人と人、人と地域のつながりになればと思い応募した。草加せんべいのような丸くぱりっとしたさわやかさんになりたい」(栗田さん)と抱負を語った。
 「草加さわやかさん」の任期は2年間。今後、朝顔市などのイベントなどに参加し、草加市のPRを務める。