八潮市

トップ2にレジスタFC 八潮JC・サッカー

レジスタFC
U―11年代1位のレジスタFC
MVPの山本君
MVPの山本啓斗君

MVPに山本君

 第2回JCカップ少年少女サッカー大会が6日、八潮市の中川やしおスポーツパークで行われた。U―11年代(8人制)の1位はレジスタFC、2位はレジスタFC八潮。Uー9年代(同)の1位はレジスタFC汐止、2位はレジスタFC八潮。MVP(最優秀選手)にはレジスタFCのミッドフィールダー、山本啓斗君(11)が選出された。主催は一般社団法人八潮青年会議所、八潮市サッカー協会 四種委員会。
 雨にこそならなかったが、朝から強風が吹き荒れる中での厳しい試合だった。蹴ったボールが思ったところに行かない、砂嵐で目が開けられない。それでもボールを追ったのは、U―11年代の上位2チームが県大会出場の切符を手に入れられるからだ。
 勝ち上がったのは、昨年、全国制覇を果たしたレジスタFC。幼児から小学生まで200人以上の選手が所属するトップレベルのチームで、無傷で優勝を決めた。トップ2チームがレジスタFCだったため、あと一つの枠は、3位に入った八潮メッツが獲得した。
 U―11年代と同時にU―9の試合も実施。優勝はレジスタFC汐止だった。次代を見据えてU―11は5年生、Uー9年代は3年生を中心にしたチーム作りで、「Uー9年代にはU―11を目指してもらう大会になれば」と八潮青年会議所の鳥海晃平理事長(40)は言う。キックオフセレモニーには元Jリーガーが登場し、ミニゲームも盛り上がった。
 今大会の登録選手は計115人、保護者や大会関係者を含め約300人が集まった。「サッカーを通じて人間として成長する機会を与えたい」と鳥海理事長は言う。
 「八潮にワクワクを!~夢への挑戦、未来を描く~」が青年会議所のテーマ。その中で育った子供たちが羽ばたく日を夢みている。(都)