八潮市

車検切れ公用車使用

 八潮市はこのほど、同市水道部経営課が所有する公用車1台が車検切れのまま公務で使用されていたと発表した。

 2021年度予算執行状況の確認をした際に、車検期間(21年5月23日まで)と、自賠責保険期間(同年6月24日まで)の有効期限が過ぎていることが判明したという。

 車検切れ後に使用していた回数は9回。南部配水場や八条小学校への給水訓練や本庁舎での資源ごみの搬出のほか、市教委、県立八潮高校、同八潮南高校への啓発物配布などに使用されていたという。

 同市は車検切れ判明後、直ちに使用を中止して車検手続きを行い、水道部所有の全ての公用車の車検などを確認した。他の公用車9台の車検期間及び自賠責保険の有効期限の違反はないという。

 大山忍市長は「深く反省して再発防止に万全を尽くし、市民の皆様の信頼回復に努める」とのコメントを発表した。