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越谷/鴨ネギ鍋 100年フードに

越谷から初 文化庁認定

大鍋で振る舞う「こしがや鴨ネギ鍋」(昨年10月の産業フェスタで)
大鍋で振る舞う「こしがや鴨ネギ鍋」(昨年10月の産業フェスタで)


 越谷市の「こしがや鴨(かも)ネギ鍋」が今年度の文化庁の「100年フード」に認定された。同市からの認定は初めて。
 文化庁は、多様な食文化の継承・振興のため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」とし、これまでに250件を認定している。
 歴史によって、①江戸時代から続く「伝統部門」②明治・大正に生み出された「近代部門」③今後100年を目指す「未来部門」の3部門に分かれる。同鍋は「未来部門」に認定された。
 同鍋は地元特産の「越谷ネギ」と、市内に宮内庁鴨場があることから「カモ」を使った料理として、2005年に越谷市商工会青年部(当時)が考案した。
 県内ではほかに、草加せんべいなど6件が「伝統部門」、フライ・ゼリーフライが「近代部門」に認定されている。