三郷・少年消防クラブ
今年9月に神戸市で行われた「全国少年消防クラブ交流大会」(消防庁主催)の合同訓練で優勝した三郷市少年消防クラブのメンバーが10月20日、三郷市役所で木津雅晟市長を表敬訪問した。
大会に出場した大倉優ひ らり舞さん(16)(草加東高2年)、高畠友華さん(17)(三郷北高2年)、原田瑞希さん(17)(川口高2年)、村山弘充君(15)(栄中3年)、内藤玄樹君(13)(共栄学園中1年)、永井吾弦君(早稲田中1年)の計6人が出席。リーダーの大倉さんが「訓練を重ねたことや支えてくれた人たちのおかげで優勝できた。経験をほかのクラブ員や防災員にも伝えていきたい」と報告した。
木津市長は「日々の努力が実った結果。家族や仲間を大切にし、健康にも留意して後輩の育成にもあたってもらいたい」と激励した。
合同訓練は、放水に使用する筒先をバトン代わりに、40㍍の直線上に設置された障害壁を乗り越えたり水消栓を使ったりしながら、障害物をクリアしていく「クラブ対抗リレー」と、指揮者1人を含む5人が50㍍のコース上に設置された溝や平均台などの障害物を越えながらホースを展張・延長し、全員でゴールを目指す「クラブ対抗障害物競争」がある。
同クラブはリレーで50秒9(1位)、障害物競争で23秒9(2位)の記録を出し、合計タイム74秒8で2位に9秒近くの大差を付けて総合優勝した。3位には吉川松伏少年消防クラブが入賞した。